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会社とNPO法人(特定非営利活動法人)の基礎知識

「法人」という制度は、普通の人とは独立した経済活動上の「人」を作り出す制度です。従って、個人と法人はキチンと分けて会計をしないといけません。

 ここでは、多く見かける「会社」と「NPO法人」について簡略に説明します。

 まず、会社とNPO法人の大きな違いは「営利企業かどうか」にあります。社は営利企業であって、法に触れない限り営利性を持った活動に制限がありません。

 一方、NPO法人は大雑把にいって社会に貢献する活動(20種類)を目的にしています。また、株主配当は認められていませんが、スタッフとしての給与や一定範囲で役員報酬を支払うことができます。

1 「法人」のメリット・デメリット

 まず、一般論として法人であることのメリットは「有限責任」だということです。つまり、法人が赤字になったり債務超過になったりしても、法人を運営する個人は(原則として)債務を負いません。もちろん出資者(株主など)も責任を負いません。あくまで法人は独立した経済主体になります。

 デメリットとしては、個人商店より会計・決算の作業が面倒なことでしょう。また、法人の場合フルタイムの従業員は社会保険に加入する義務があります。

2 ビジネス目的なら「株式会社」「合同会社」

 個人商店と会社の違いとしてはいろいろ言われますが、やはり会社の方が取引をするうえで信用力がある、という場面があります。取引先が会社でなければ取引できないという場合もあるでしょう。

3 社会活動目的なら「NPO法人」

 ボランティア団体やスポーツクラブ、文化クラブなど、ビジネス目的ではない場合、NPO法人が向いています。

 例えば活動が長くなってくると備品などの財産が増えてきますが、これらは団体の財産として、引き継いでいく必要があります。

 また、これらの団体で事故が起こった時の責任としては、第一次的にはNPO法人自体の責任となります。スポーツの団体などではそういった理由からNPO法人とする場合も見受けられます。

    

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